第四種永久機関

ありがとう。

労して働く、
あぁ、納得。


（一々癪にさわる）

暖かさは
ときに孤独を思わせる


（雨音は
　ときに静寂を呼び起こす）

"元"魔法使いには雪が舞う
"現"魔法使いには星が降る

空だけは繋がっていて、


（私の隣には枕）

君たちの優しさが
私に思慕を教える

あの色に埋もれたい

あの、一番遠い色に


（嫌なことしか思い出せない）

紺碧の天幕
端を握って
引き摺り降ろせば

手に入る？


（その銀色が遠いなら）

困った笑顔は見たくない
困った笑い声は聞きたくない

いつまで待てば
私は大人になれる


（朝が来ればいいのに）

悲しいことも
寂しいことも

全てが恵みだと
思えるようになりたい


（白夜と極夜は繰り返し）

新しい日々がはじまる